サーバ用 React DOM API

react-dom/server の API を用いて、サーバ上で React コンポーネントを HTML にレンダーすることができます。これらの API は、アプリケーションの最上位で初期 HTML を生成するために、サーバ上でのみ使用されます。フレームワークはこれらをあなたの代わりに呼び出すことがあります。ほとんどのコンポーネントは、これらをインポートしたり使用したりする必要はありません。

Web Stream 用のサーバ API

以下のメソッドは、Web Stream が利用可能な環境でのみ使用できます。これには、ブラウザ、Deno、および一部のモダンなエッジランタイムが含まれます。

renderToReadableStream は React ツリーを読み取り可能な Web Stream にレンダーします。
resume は prerender の結果を再開して読み取り可能な Web Stream に流します。

補足

Node.js でも互換性のためこれらのメソッドが使用可能ですが、パフォーマンスが劣化するため推奨されません。代わりに Node.js 専用の API を使用してください。

Node.js ストリーム用のサーバ API

以下のメソッドは、Node.js ストリームが利用可能な環境でのみ使用できます。

renderToPipeableStream は React ツリーをパイプ可能な Node.js ストリームにレンダーします。
resumeToPipeableStream は prerenderToNodeStream の結果を再開してパイプ可能な Node.js ストリームに流します。

非ストリーム環境向けのレガシーサーバ API

以下のメソッドは、ストリームをサポートしていない環境で使用できます。

renderToString は React ツリーを文字列にレンダーします。
renderToStaticMarkup は非インタラクティブな React ツリーを文字列にレンダーします。

これらは、ストリーミング API に比べて機能が限定されています。

PrevioushydrateRoot

NextrenderToPipeableStream